SIAMAYA Chocolateとは?
読み方はサイアマヤチョコレート。SIAMとは昔のタイ国の名称「シャム (SIAM)」と「MAYA=カカオ」から、タイのチョコレート屋さんと表したブランド名です。
タイ産のカカオを100%使用したこだわりのあるオーガニックチョコレートです。カカオはチェンマイ/チェンライ/メーホンソン/ナーン/ランパーンなどの農家さんと契約しているそう。
新店舗兼ファクトリー
前回チェンマイに遊びに来た時にもワクワクしながら訪れたSIAMAYA Chocolate。(旧店舗)この記事を読んでくれたオーナーさんが連絡を下さり、”今度ショップ兼ファクトリーが出来るから遊びに来てね〜”と教えてくれたのが今回新店舗を知ったきっかけでした。旧店舗はターペー門よりほど近い場所にあり、新店舗もほぼチェンマイ市街地に位置する便利な場所にできました。
あ、ここ。昔来たことあります笑
以前もバーやらカフェが集合したコミュニティモールのような施設でとてもおしゃれだったのを覚えている記憶。
ここの奥に新店舗ができたということで期待値高めで進んでいきます。
打ちっぱなしのコンクリに赤い枠ぶちが目立つ、可愛いデザイン。店内はシンプルながらに、SIAMAYA Chocolateのパッケージデザインが映えるデコレーション。
以前の店舗にはありませんでしたが、イートインスペースも出来ていたり、コンセントがあったりと旅行者やノマドワーカーにも打ってつけのお店に変貌を遂げていました!
ファクトリー見学
今回の目的はチョコレートワークショップ体験とセットになっている工場見学。開催日時は日曜日のみで要予約 [800バーツ]です。工場に入る前にしっかりと手を洗い、ヘアキャップをして整えてから中へ入れてもらいます。
そうそう、店内に入った時にもそうでしたが、ものすごく美味しそうなチョコレートの香りが充満しており、一気に幸せな気持ちになります♡
チョコレート=寒い場所で作ると思っていたのですが、そんなことも無く、適温。ここで色々な説明をしてくださいます。
カカオになる元の身を乾燥させ、
機械を使い殻とカカオニブに分けた後、
砂糖やミルクを調合して、
いろんな味を作っていくそう。この段階で味見をさせてもらいましたが、とっても濃厚で美味!使っている材料はミルクを除いて全てがタイ産のオーガニックの物。直接各農家さんと契約して、農家さんの支援もしているそうで、意識の高いブランドであることが伝わってきます。ここ右側にある機械はチョコレート工場に必ずあると言っていい程工程に欠かせない機械だそうで、とても高いんだとか。
常温工程の次は冷温工程。ここからエアコンの効いたお部屋に移動します。
思わず”寒っ”と声が出るほど涼しいお部屋。さっきのお部屋と温度差がすごいですが、ここではチョコレートの味を調整して
気泡を抜きながら型に流して
冷やし固めて
仕上げていくので寒くないとダメなんだそう。普通に考えて溶けちゃうからそうですよね。艶々に光ったチョコレートは
1つ1つ手作業で包んでいくそうです。
とても手間暇が掛かっているのに、そこまで高くないお値段なのも魅力的なんですよね〜♡オーガニックなのに!
パッケージも全て可愛いデザインで、
ここから各店先に卸されるそう。
バンコク国内でも沢山の取り扱い店があるので、現在では気軽に買えるようになりましたもんね^^
数々の賞を受賞
工場見学の1番最後はオフィスを通って、再びお店に戻ります。オフィスには今まで受賞した数々の栄光な賞が飾られています。
オフィスもシンプルな作り。
こういう所を見ると、よりブランドを応援したくなりますよね^^
チョコレート作りのワークショップ
今回とっても楽しみにしていたのが、このオリジナルチョコレート作りのワークショップ!工場見学見学から帰ってくると材料が全て揃っていて
ここからチョコレートになるまでの過程をおさらい。
レクチャーしてくださったのはマネージャーらしき女性のEveさん。この方の農園で採れたカカオを使って今回は説明を聞かせてもらいます。「朝採ってきたよ」という新鮮な生のカカオが登場。
初めてみる生カカオの印象はまるでオモチャのようなビジュアルで、本物っぽくないほど色鮮やかな具合に驚きました。手際よくカカオを切ってくださり、中身の果肉を取り出してくれました。
白い部分はまるでフルーツのような、水々しいテクスチャー。薄い味のライチやマンゴスチンに近いイメージです。中に種が入っていて、そこがチョコレートの素になるカカオニブだそう。生の状態では紫だし、かなり濃い甘くないココアの塊をかじっているよう。ここから白い身を容器に移して常温で7日間ほど放置すると、シロップが出き、これがポリフェノールたっぷりでコンブチャのようなドリンクができあがります。めちゃくちゃ健康に良いらしいけど、このカップ1cmで十分なほど強烈に酸っぱく、ほのかにアルコール匂も感じます。
肝心な種の部分は乾燥させパカッと割って中からカカオニブを取り出します。
このカカオニブはスーパーフードと言われていて、とても高級です。
店頭でも購入することができます。
作ってみよう!
一通りチョコレートの知識や工程をおさらいした後は、いよいよチョコレート作りです。今回は70%のミルクチョコレートベースとなりますが、グループで好きなチョコレートベースを選べるそうなので、予約時に要望を伝えてみて下さい。
これまた希少で高級なカカオバターを投入して、
滑らかに仕上げていきます。ここからは非常に簡単で、多分3歳児でも作れちゃう♡
- 容器をドライヤーで温めて
- 1プレート50gになるように計量しながらチョコを流し入れ
- 全てのチョコが入ったらプレートを机にトントンして空気を抜く
- 好きな具材をトッピングし
- 20分ほど冷やし固めて完成
具材は
- ピーナッツ
- シーソルト&プラムソルト
- カシューナッツ
- ポメロ
- ドライマムアン
- レーズン
- ストロベリー
- ひわまりの種
- ドライバナナ
- スピンクルー(砂糖菓子)
から自由に入れ放題です。ちなみにホワイトチョコレートはカカオバターを沢山入れることにより出来上がるそうです。
出来上がったチョコレートは1年半-2年間は食べれるそう。長期保存食と聞くけど、防腐剤など無いのに、素晴らしき腐らなさ。
カフェ&ショッピング
チョコを冷やし固めて出来上がるまでの時間は、店内でチョコレートドリンクやブラウニーを楽しみながら、
気になるチョコレートをお土産に^^
私がお気に入りのチョコレートは
HILL COFFEE & POMELO(ダークチョコレート)♡新商品のLemon grass & Perilla (ダークチョコレート)もタイっぽさが溢れていて面白かったので購入!同じく新商品のトムヤムクン味のチョコレートもめちゃくちゃ美味しくて購入したかったのですが、人気過ぎてソールドアウトでした。いつか購入したいな!派手色の可愛いオリジナルパッケージとは別のデザインパッケージのものは、各お店に頼まれて作ったオリジナルテイストのチョコレートだそうで、企業と掛け合ってそういう販売方法を取り入れているのも非常に興味深い取り組みでした。興味のある企業さんは是非コラボのご依頼してみてください。(結婚式や誕生日パーティーのお土産なんかにも喜ばれるそう)
ちなみにチョコレートドリンクは絶品&ボリュームが凄いのにお手頃価格で、是非ともバンコクに出店してほしいと思いました。(バンコク来たら高くなっちゃうと思うけど、個人的には大好きなGODIVAのチョコレートドリンクより美味く感じた〜)出来上がったチョコレートは自分でラッピングします。
まとめ
大好きなチョコレートの原形である生カカオを初めて見れたことにも非常に感動しましたが、自分の手で簡単に作ることが出来たチョコレートをその日に持って帰れるお土産付きのワークショップも最高に楽しめました。これで800バーツはかなりお得感があるので、チェンマイにこのために遊びに来るのもオススメというくらい最高に楽しかったです!チョコがなくなる頃に絶対再訪します♡
SIAMAYA Chocolateの詳細
営業時間 | 10:00-18:00 |
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TEL | 0979212333 |
住所 | 12/8 Wua Lai Rd Soi 3, Tambon Hai Ya, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50100 |
行き方 | チェンマイ空港から車で10分 |
SNS | HP / Instagram / FB |
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