列車モチーフのフレンチレストラン
このブログ内で続いている、インターコンチネンタル・カオヤイ・リゾートホテルの施設紹介シリーズ!
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ここはペットも泊まれるペットフレンドリーホテルとなっており、敷地内に併設するレストラン2軒は愛犬と共に楽しめるスポットとなっています。
今回ご紹介するディナーは、夜に訪れたフレンチレストラン。一段とロマンチックな雰囲気が溢れております。
POIROT
敷地内の真ん中ら辺に位置する「POIROT」。読み方はポアロだそうです。
昼間は営業せず、完全にオフモード。こちらは夜専用で、18時から23時まで利用することができる楽しむことのできるアラカルトのフレンチレストラン。
ホテルの敷地内にありながら、水曜定休日という店休日を設けているという珍しさ。
ここでは20:30以降にテラス席がペットフレンドリーとして解放。タイ国内で、なかなかわんちゃんと一緒にフレンチを食べることができるお店はないかと思うので、とても貴重。
愛犬と一緒の際は20:30ぴったりに予約をしていきました。
車内の雰囲気
フランスの鉄道旅行をコンセプトにした斬新なスタイルが話題のインターコンチネンタル・カオヤイ・リゾートでは、すべての建物が列車や列車にまつわるモチーフとなっています。
こちらのPOIROTもヨーロッパを感じるような素敵な車内。
黄色と黒で統一された車内は、ポップさを感じつつも、高級感がありシックな雰囲気。
お化粧室も長距離列車を彷彿させるこだわりのデザイン
かっこよくおしゃれで美しい車内は、なかなか他に味わえぬ世界観となっています。
テラス席
20:30からペットフレンドリーとなるこちらのテラスも、宿泊者から人気が高いスポット!
レイクビューとなっており、向いに佇むお部屋の明かりが灯った夜の雰囲気は、一層ロマンチックに拍車をかけます。
オープンエアーなので、大型扇風機も用意してくださり、快適にお食事を楽しむことができます。
宿泊されている子連れの方もいらしていたほどなので、雰囲気こそあれですが、気取らない心地よさです。
メニュー
アラカルトで用意されたフランス料理ですが、名前を見るだけでも美味しそうなメニューの数々に心躍ります。
(2024年現在)以前よりメニュー表記は少し変わっていましたが、お値段はオープン当初のまま変動なし。
もう1軒あるレストラン「SOMYING’S KITCHEN」がリーズナブルなゆえ、こちらがとても高級レストランに感じてしまいしたが、5つ星ホテルのフレンチと考えたら妥当なお値段。
用意された食材もそうですが、雰囲気も相まり、贅沢な夜を楽しみたい時にはこちらのレストランをおすすめしたいです。
宿泊している方は、メイドさんも一緒に来るくらいリッチな方も多く(1組以上いました!さすが海外!)レストランは常に満席でした。
ワインを頼む方が多く目に入りましたが、私たちはディナーの前にバーを楽しんできたので、ここはスパークリングウォーターで乾杯とし、〆のスイーツを堪能することに。
コース仕立てにアレンジ
メニューを注文するときに、「一度にお持ちしますか?コース仕立てにしますか?」とさらりと声をかけてもらえるあたりが、一流のおもてなし。
せっかくのメインは温かく食べたいので、コース風でお願いしてみました。
最初にやってきたのはこちらで作られている自家製のパン&バター。
フワッフワで甘みのあるパンと、塩味が程よいバターは沁みる美味しさで、思わずペロリ完食してしまうほど。
シーズンで変わるオードブルは本格的なフレンチの味で、期待値が上がります。
続いて大好きな牡蠣のプレート!
人気商品のようで、2種類ある牡蠣のうち、1種類は既に売り切れてしまったようですが、外でいただく牡蠣も絶品でした♡
この時の美味しかった記憶は忘れられず、2度目の訪問でもマストオーダー
タイで食べた中で1番美味しい!と自信を持って言えるくらい、本当に美味なこちらの牡蠣はもちろんフランス産だそう。日本の岩垣のようなサイズ感と濃厚さが最高で、牡蠣好きには是非とも味わってみてほしいメニュー。
どこ産ですか?と尋ねると、「美味しかったですか?あちらのお客様にも先ほど聞かれたばかりなんです」と、嬉しそうに話してくれたほどです。MUST TRY!
スープを頼まないのであれば、是非これも嗜んでもらいたい前菜
写真のお肉は色がイマイチですが、実物はもっと鮮やかです。マスタードが効いていて感動級の美味しさ。
スープは、1人1つ。大きすぎず、小さすぎず、ちょうど良いサイズ。
美味しくてあっという間に飲み干してしまいましたが、しっかり煮込まれたとろとろのオニオンスープ
トリュフオイル香るクリーミーなポテトスープは、万人が好むであろう絶品な美味しさです。
どちらも選び難いですが、個人的にはオニオン派でした!意外でしょ?
オーストラリアン和牛ビーフを使用したPIOROT のシグニチャーであるステーキ
レアに近いミディアムレアの完璧な焼き加減と、コックリまろやかでクリーミーな味わいが特徴の赤身は、かまずに飲めてしまう位のうまさ。プリプリとした食感と香ばしく焼き上がった表面のコントラストがたまりません。
魚にしようか迷ったあげく、珍しく頼んだキノコのタルト
初めて食べる不思議なきのこや、色鮮やかでちょうど良くグリルされた新鮮なお野菜は、タルト生地との相性も良く、想像以上に美味しかったです。こちらでもお野菜は自社のものを使用しているそうで、本当に新鮮で美味しい!
2024年再訪した際には、肉肉で攻めてみたのですが、ビーフテンダーロインは売り切れとのことで、必然的に牛とラムにすることに。
ロースのステーキは驚くほど柔らかく、ジューシー。旨みがたっぷりで、塩胡椒で十分な美味しさ。
もう一方のラムチョップはこちら
なんともゴージャスな見た目!!下に敷かれたマッシュルームの量もすごく、謎に豚肉が添えてあることにも驚きました。
想像をはるかに超えたボリュームで食べるのに必死でしたが、ラムの風味も、トリュフ風味のマッシュポテトも、付け合わせのお野菜も、バランスよく美味しいメニューです。2人でシェアでちょうどいいかもしれません。
デザートは別腹
愛犬がいたときは早く切り上げたあげたくて、断念したデザート。今回は時間を気にすることはなかったので、堪能しました。
大好きなフォンダンショコラと、
さっぱりしてそうなレモンのミルフィーユ。
フォンダンショコラは中からとろとろのチョコレートがたっぷりと流れ出て、幸せな光景。説明不要の美味しさと、レモンの酸味が強く効いたミルフィーユは、ジンジャーのシャーベットとの組み合わせが新しいテイスト。さっぱりと締めたい方におすすめです。
隣接のPapillon Bar
テラス席からはほぼ仕切りがなく、室内からも連結されているお隣の「Papillon bar」
電車コンセプトだからこそ繋げ作られたデザインが、より一層世界観を高めてくれ、胸が躍ります。
外から見たらレストランもバーも全く同じ作りに見えますが、室内は高級ピアノを使用して生演奏でも行われているのかと言うような格式高そうなムーディーなバーとなっております。
夕方5時から12時までの営業となり、フレンチレストラン同様水曜定休ではあるものの、たくさんの宿泊者を楽しませています。
メニューを見ていると、「カクテルなんてどうですか?」と声掛けをしてくれたバーテンダーさん。
せっかくなので甘くないカクテルで、ウイスキーが好きと伝えると、良いのがありますよ!とおすすめしてくれたのはこちら
ウイスキーと赤ワインを合わせたNew York Sourというカクテル。まさかの大好き×大好きのコラボ!!長年嗜んでいますが、この発想はなかったので驚き!とても美味しかったです。
こういう新しい発見をさせてくれる楽しみがあるのは、バーテンダーさんとの醍醐味ですよね。
まとめ
さすがのインターコンチネンタルが営む本格的フレンチレストランとあり、メニューは何を食べても絶品!大好きな生牡蠣も一瞬でなくなり、オーストラリア和牛もこっくりクリーミーとした甘さとプリプリとした食感がくせになる旨さ。デザートまでも本当に満足度高い美味しさ。
隣接する素敵なバーも宿泊している空間とは全く異なり、また違うデートスポットとして楽しさを味わうことができました。20:30から解放されるペットフレンドリーのテラス席は、動物が苦手な方やアレルギーの方にも配慮されており、その辺りのサービスが本当に行き届いていると感じました。
大きな扇風機が直撃ではありましたが、おかげで愛犬ちゃんとも楽しくフレンチが楽しめ嬉しかったです。犬好きのスタッフさんが多いことも、嬉しいポイントの1つでした。
POIROTの詳細
営業時間 | 18:00-23:00 (20:30からテラス席のみペットフレンドリー) 水曜定休 |
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TEL | 044082039 |
住所 | 262, Pong Talong Sub-District, Pak Chong District, Nakhon Ratchasima 30450 |
行き方 | バンコクから車で約3時間 |
SNS | HP / Instagram / FB |
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