ミシュランスターシェフ
Vicky Chengは、香港出身で有名なミシュランを獲得したシェフ。
フレンチと中華の技法を融合させた独創的な料理スタイルで知られ、香港のレストラン「VEA」でミシュランの星を獲得したそう。
彼の料理は「フランス料理と中国料理の融合」をテーマにしており、伝統的な中華料理の要素に現代的なフレンチテクニックを取り入れた斬新な料理が特徴だそうで、こだわりも人一倍なんだとか。
こんなVicky氏がタイに初めて出すお店として話題となっているのがEmpire Towerにオープンしました。
店内の様子
今一段と話題のEmpire Towerですが、BTSサトーンからスカイウォークで直結となっているオフィスビルと融合した商業ビルディングです。
行き方はこちらから
56階、Ludu Kaanの向かいにオープンしたK by Vicky Chengは、モダンでゴージャスな内装をした全面ガラス張りのパノラマビューが楽しめるデザインのレストランです。
小さな個室と大きな個室を完備しており、
大広間においては、ここで会議やプレゼン、パーティーもできるように大きなスクリーンテレビも搭載されていました。
本格的な中国茶を嗜む
レストランの中に一際目を引く、シックなカウンター席があります。
こちらではお酒を楽しむかと思いきや、中華料理らしく中国茶を嗜むスペースとなっています。
私はタイに来て本格的な中国茶の淹れ方を味わったのですが、湯呑みにお湯をかけて温めるという作業は何度見ても斬新。
その後、茶葉にお湯を注ぎ蒸らして、2,3回ほど続けて湯呑みに注ぎ味比べをしてくれるのですが、驚くほど違う風味に一同驚愕しました。
中国茶は本当に奥が深く面白い。
お食事を食べる前にお茶を飲むことで胃もたれもしにくくなり、消化も良くなるそうですよ。
お料理
中華料理といえばワインというイメージですが、ここにも豊富な種類のワインが揃っていました。
この日は友達4人とディナーに来たので、いつもより種類が食べれるとワクワク!
まずは、お通しの麻辣味のナッツから
一同絶賛した日本産トマトを使用したお茄子のサラダは、頼まないと損!なくらい美味。
見た目以上にさっぱりとし、パクパクいけてしまうもの。
美しさが際立つボタンエビ漬け
ぼたんえびの身は言わずもがな、甘くちゅるんとしており溶けてしまいそうなほどとろとろ。頭にもたっぷり海老のお味噌が入っていて最高でした。
これが度肝抜かれた緑の海に浮かぶイカ
酸味と痺れ具合がたまらない山椒のアクセントのソースに浸かるぷりぷりのイカは新鮮で臭みが一切ゼロ!間違いなくここでしか食べれないであろう、見た目も含め素晴らしいメニューです。
シグニチャーの蟹の炒めは、大きなKing Crabがどーんと一杯使われている豪華さ。
殻付きで食べにくさはあるものの、皆無言になって貪る光景は家族でご飯を食べているかのようでほっこり。
周りのブラックオリーブとガーリックのスパイスは、後の炒飯と一緒に食べると最高です。
こちらも言わずも知れた隠れ脇役。
箸休め的な立ち位置で、いてくれると安心しますよね。
黄金色に輝いたイベリコ豚使用のチャーシュー
味がとても濃く、イベリコ豚なのでオイリー。ご飯のお供にするか、お酒が好きな人も好きなメニューかも。
この炒飯が今でも忘れられぬ絶品さ!
帆立ものってるし美味しいに決まってるじゃんと思いきや、米が!めちゃくちゃ美味しい!!
日本米と中国米をブレンドしているそうですが、びっくりするほど香り良く、本当に美味しかった。
帆立も4つの調理法にアレンジされたものが合わさっているそうで、手間暇かけられた様子がここに詰まっています。
これも友達が大絶賛していたマンゴーとポメロのプリン風
濃厚なマンゴーベースはまるでパンナコッタのようで、そこにポメロの苦味とジューシーさが相まりさっぱりしていて、お腹いっぱいでしたがするりとなくなってしまいました。
タイ好きさんにもマストでオーダーしてみてほしいメニューです。
まとめ
中華料理もたくさんあるタイ。タイ系中華料理のお店ではなく、本格的な中国を食べたのは久しぶりかも!シェフがミシュランスター獲得のフレンチ仕込みの中華料理が得意とのことで、こんなにもまっすぐな中華料理を味わえるのかと嬉しくなりました。今でも忘れられぬ帆立のチャーハン、、本当に食べてみて欲しいくらい絶品です!
K by Vicky Chengの詳細
営業時間 | 17:00-23:30 |
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TEL | 02 407 1654 |
住所 | 56th Floor, The Empire, No.1, S Sathon Rd, Yan Nawa, Sathon, Bangkok 10120 |
行き方 | BTSチョンノンシー駅からスカイウォーク直結(徒歩5分) |
SNS | HP / Instagram / FB |
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