ホリエモンも認めた、記念日にちょうど良い【鮨いちづ】ミニおまかせでお祝い!

その他

鮨いちづ

記憶ではコロナ前に、予約が取れない高級人気な鮨屋として名を馳せていた「鮨いちづ」。約2年前に初めて行って、タイ人が握る本格的な江戸前鮨に感動したことを鮮明に覚えています。あの、ホリエモンも訪れたという名店。

今回はウェディングパーティーを記念してちょうど1周年記念のサプライズでお店に再訪しました。

一軒家

プロンポンから北に進み、ペップリー通りに位置するお店。

一軒家のたてがまえは重厚感があり、本格的な鮨屋の雰囲気が漂っています。

ここの敷地にはイタリアンやクリニックなどもあるのですが、いつ訪れても車がいっぱい停まっている印象。

店内は8名掛けのカウンター席と

待ち合い専用のテーブルスペースがあります。

ドリンクメニューはこちらで働かれているスタッフさんが書いていらっしゃるというオリジナルデザインで、世界に一つのもの。

とても可愛い絵心で、メニューをみている時間も楽しかったです。

カウンター横に気になったずらりと並ぶネームプレート

こちらは常連様の番付だそうで、セレブの称号とも言える独特の文化です笑 毎年変わるというのだから、載り続けるには大金をつぎ込む必要がありそうですね。

ミニおまかせ

いちづには3つのコースがあります。

  • 握りコース 4,000฿++
  • ミニおまかせ 6,000฿++
  • おまかせ 8,000฿++

今回も前回同様、ミニおまかせコースをいただきました。

まずはウェルカムドリンクのゆずもものカクテルで乾杯

後ろに見える煮付けがとても良い香りでそそられます。

大きな炊飯器は雰囲気を壊さぬようにカゴに入っていたり、

下処理をされた魚たちが綺麗にならんでいます。

ミニおまかせコースは16種類となっており、季節で変わるメニューです。

春のおとずれ

まずは大好きなホタルイカの酢の物

富山産のホタルイカは小ぶりながらもぷりっと中のお味噌が濃厚。きゅうりの飾り切りもとっても繊細!

たらば蟹の椀

こちらは季節ものということで、贅沢にもメニューに+エキストラ〜♡

スープがとにかく日本風のお出汁で沁みます。タイに来て私的悲しくなったことのうちに、日本的な蟹を食べれなくなったことがあるのですが、その欲もしっかり埋めてくれました。

こちらはシグニチャーのヤリイカのあん肝

濃厚なあん肝♡やりいかも甘く煮付けされていて、生わさびのほんのり爽やかな辛さがすっきりと相性抜群です。美味しい!

さわら天ぷらの赤ミソがけ

ホクホク、ふわふわのさわらと、赤味噌の珍しい組み合わせが、名古屋飯を彷彿。パリパリのスナックのような部分は少し塩味を感じ、合わせて食べると面白くより美味しいテクスチャーに。

ふぐの白子

今が旬の白子!1年でたった2ヶ月しか食べれない白物ですが、タイ人は抵抗ないのかな?少し温かく、やわらかく幸せな味!箸で持てないほどとろける柔らかさでした。

まだい – 九州

3日間エイジングされた真鯛。藻塩が良い塩梅を引き立て、中に入るエディブルフラワーは素敵な色味を足してくれます。

ほうぼう – 山口

さっぱりとしていて、鯛みたいなタンパクな味!とても新鮮。

いとより – 千葉

春の魚の代表格 いとより。3日間熟成され、口の中でとろっ〜と溶けた。

さくらます

見た目サーモン?のような珍しいさくらます。

〆てあるような、ぎゅっと美味しく凝縮した味わい

赤み醤油漬け

ほんのり漬かったお醤油の甘さと、ごく厚くの身。

温度もちょうど良く、とろっとしていて大満足!

中トロ

2週間エイジングされたという中トロ。見た目ほぼ大トロですが、じゅわ〜と湧き出てくる旨みが最高!今見てもやっぱり大トロ並みの中トロ笑

アジ – 千葉

小ぶりの鯵を使うと、より脂ののりが良くいそう。

鮮度も良く、ネギや生姜をのせ、鯵の香りがより活かしているけれど、もともとの鯵の香りが強く、身がとてもしっかりしていて回転寿司と全然違う〜!と脱帽。

ずわい蟹のコロッケ

まるまると小さく可愛いコロッケ。

蟹の身たっぷりで贅沢の極みです

馬糞うに

紫ウニより甘味が強いそうな馬糞ウニ。

海苔の風味もよく、優しいうにの甘さが口いっぱいに広がる〜!てんこ盛り〜!ありがとうございまーす♡

お出汁のスープ

真鯛の骨とかつおから取った澄まし汁。食べれはしないけど、昆布の器がとても可愛く、真似させてもらおうと思いました。優しくお上品なお椀は全身に沁みます。

たまご焼き

いちづのたまご焼きといえばこのふわふわさ。

カステラのようにも見えるけど、不思議とジューシーさもありほぼ伊達巻。ほうじ茶も一緒に出てくるよ。

さくらんぼムース – 山梨

この大粒のさくらんぼも日本産というのだから、こだわりを感じます。水々しく、優しい甘さのクリームと、マカダミアナッツのクランブルの風味と歯応えは一緒に食べる丁度良い甘さ。和というよりはタイっぽいデザートな印象です。

大将

こちらで先陣を切って腕を振るうのはタイ人のNattさん

日本には行ったことがないそうですが、本当にですか?とびっくりするほど、お出汁や食材の活かし方が上手で、ものすごくセンスの高い職人さんなんだと思います。

タイの方も澄まし汁とか、白子とか食べて美味しいのかな?と疑問でしたが、私たちが美味しいと思うものを、しっかりと振る舞ってくださるパフォーマンスは最高の一言。日本語も一生懸命に話してくださり、素晴らしいおもてなし精神に感動しました。

また来たいお鮨屋さんです。

ICHIZUの詳細はこちら

営業時間12:00 / 17:30 / 19:45
TEL062 594 6555
住所1982 New Petchaburi Rd, Bang Kapi, Huai Khwang, Bangkok 10310
行き方BTSプロンポン駅から車で10分
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