復活したデュシタニホテルのタイ料理レストラン「THE PAVILION(ザ・パビリオン)」でオーセンティックなタイ料理ランチ

その他

NEWデュシタニホテル

新しくリオープンしたタイが誇るラグジュアリーで歴史のあるデュシタニホテル。

2024年秋に新しい建物としてオープンし、ホテル部分は完成。(レジデンスにあたる部分は現在も建設中で、年内オープン予定)

39階建てで以前より階層は増えたものの、部屋数は半分になったそう。

敷地内にはタイでは大切に祀られている神様も2ヶ所ありました。

専用のトゥクトゥクもあるようで、きっと宿泊者は駅までは送ってもらえそうな雰囲気

メインエントランスは日本的にいう2階にあたりますが、ここではLフロアと呼ぶみたいです。

グランドフロア

初めて入ったデュシタニホテル。以前の歴史ある旧デュシタニホテルに入ったことがなく、正真正銘の初めての訪問。

グランドロビーには旧デュシタニホテルにあったそうな数々の名品が飾られています。

以前のデュシタ二ホテル

天井の高く、広々とした明るく高貴な印象のロビー

大きな支柱は以前のデュシタニホテルの中にあったレストラン「ベンジャロン」より持ってきたという歴史あるもの。

タイ美術界の貴重な遺産を守り続けるデュシタニホテル。著名なアーティスト パイブーン・スワンナクット(通称:クット氏) による壁画は、彼のタイ美術の巨匠 シン・ピラシー教授の優れた弟子の一人でした。
かつて ベンジャロン・レストラン の柱に描かれていたこの壁画は、ホテルの改装時に 重さ5トンの巨大な柱2本を切り出し、保存・修復 され、現在はホテルのロビーの一部として再構成されています。このロビーは、タイらしさとモダンなデザインを融合させた装飾の象徴となっています。

こちらでアフタヌーンティーをいただくこともでき、夜には生演奏を含むバーに変わるそうで、寛ぐ方やミーティングをされてる方々も沢山見受けれました。

パビリオン

ロビーフロアから一つ下がったグランドフロアは、エレベーターとエスカレーターで行くことが可能ですが、

野外の地上からも別の入り口を使い訪れることができます。

パビリオンはタイ料理と中華料理がフュージョンしたタイレストランです。

ヘッドシェフを務める方は20年以上食に携わるマスターシェフで、タイ全土から貴重な食材や調味料を取り寄せ、タイに活気をもたらせるように様々な努力をしているんだそう。

グルメ好きなタイ人の友達たちとランチを食べに来たのですが、メニューを見ても新しく出会うお名前ばかりだったのでみんなにお任せすることに。

ドリンクはDusit Thani Signature, Candle sente Thai  Iced Teaにしてみました。

Thai Herbal Drinkは、フリーフローということでとってもコスパ良く、お友達が頼んでいました。

メニューを頼むとすぐ様お通しが出てきたのですが、これはKhao Kieb Waw(カオキアップワーオ)といい、少しピリ辛なタイソースと一緒にいただくのですが、

パリッパリでえびせんのよう!ソースもタイのピリ辛さで美味しい。

こればかり食べてしまうとお腹いっぱいになってしまうので、少しだけ食べてランチにシフト!

メニュー

• Khao Kieb Pak Mho Poo 

カオキヤップ・パク・モー・プー

(蒸し米皮餃子 チョンブリー産ブルースイミングクラブの身入り)

このカオキアップは100年前はお食事でも普通に食べていたものらしく、現在ではスイーツでしかみないそう。パイナップルとココナッツを混ぜたものが中に入っており、たけのことかのシャキッとした食感が美味しい、中華の飲茶っぽいイメージのタイ料理でした。

• Fak Thong Kai Kem 

ファクトン・カイケム

(揚げ日本カボチャ スラタニ産塩卵コーティング)

日本のカボチャを揚げて、カイケムソース(卵の黄身のソース)と和えたデザートのようなアペタイザー。カイケムが程よいこっくりとクリーミーさと、サクッサクッの甘いカボチャが良く合う味わい。

• Yum Som Choon Som O 

ヤム・ソムチュン・ソムオー

(ピチット産ポメロ、青マンゴー、煮豚、ふわふわ揚げ魚のサラダ)

お友達の出身県のピチット産のポメロはとても有名だそうで甘くてビターでぷちっぷち。ペチャブンのタマリンドソースを活かし、味わい深く、濃厚で普通のヤムソムオーより奥深い味わいで私はとっても好きでした。

• Gaeng Chao Tan

ゲーン・チャオタン

(南部スタイルのスパイシーイエローカレー トディーパームとコーラルレッドグルーパー入り)

みんながふむふむ味わっていたイエローカレーに属するゲーンチャオタン。南地方のものでとてもスパイシー!魚は身がほろほろでご飯が進むカレーでした。

• Massamun Wagyu

マッサマン・ワギュー

(サコンナコン産和牛すね肉のマッサマンカレー ポテト、ハスの実、サラフルーツ添え クリスピーロティと共に)

今やタイの中でタイ和牛といえばサコンナコン産(イサーン地方)の物がメジャーだそう。とても柔らかいお肉と、フルーツエキスたっぷりでジューシーな味わいのマッサマンカレーは、何回もおかわりしたほどお気に入りのメニューです。

• Moo Yang Chiang Rai 

ムーヤーン・チェンライ

(チェンライ産ブラックポークのグリル 若いタマリンドのレリッシュとシャキシャキ野菜添え)

日本とタイのハーフを使ったジューシーな黒豚を使い、タマリンドのソースが甘酸っぱくて美味しい!下に敷いてある葉っぱは、わさびなようなもので(タイにもあるんだって!)、これに包んで食べてもさっぱりピリッとしていて美味しかったです♡

• Phak Boong Krong Kone

パックブン・クローンコーン

(サムットソンクラーム産シュリンプペースト入り 空芯菜炒め)

4人中2人のタイ人友達も初めて食べたという、南地方でメジャーなガピ入り(シュリンプペースト)の空芯菜炒め。ガピがお上品に香り、安定のパックブーンのシャキシャキ感と相まってとても美味しかったです。

・Tom Yum Maprow Hom

トムヤム・マップラオ・ホーン

(スパイシーなリバープラウンのトムヤムスープ サムットサコーン産若いココナッツ、チリ、ライム、レモングラス添え)

トムヤムはエビ味噌の味がとってもする、今までに食べたことのないお味噌汁のような不思議な味わい。スタンダードなトムヤムとは全然違うけど、辛いのが苦手な方はマストトライしてみて欲しいです!

スイーツ

• Thai ‘Itim’ Songkrueng 

インタニン・ンガ・キーモン

(エメラルドグリーンのパンダン団子 若いココナッツシロップとエゴマの種入り)

インタニンという黄緑のわらび餅みたいなものは、なんだか懐かしい味わい。パンダンリーフの味が濃く、ぷりさくの新鮮なココナッツの実と合わせて食べる不思議なスイーツでした。味わいは美味しい♡

• Thai ‘Itim’ Songkrueng 

タイ ‘アイティム’ ソンクルアン

(ココナッツアイス *キャラメルバナナ・スイカと干し魚 or マンゴースティッキーライスのトッピング付き)

濃いめのココナッツミルクのアイスと、さまざまなトッピングと合わせて食べる面白さはタイらしさ満点です。

• Pudding Mamuang Sago

プディング・マムアン・サゴ

(マンゴープディング ピチット産ポメロとサゴ入りココナッツミルク添え)

これ!めちゃくちゃ美味しかったです♡濃厚なマンゴープリンと香ばしく甘いソース?が最高な味わい。次行ったら絶対一人で一つ食べると決めたやつ。

お米にもこだわっているそうで、ジャスミンライスはデュシタニで働く従業員の方にも振る舞れているんだとか。私が選んだライスベリーはドーイタン産のものでした。

まとめ

やっと、念願だったデュシタニホテルへ訪問。グルメなタイ友たちと行けて、デュシタニの歴史の話なども聞けて、私にとっては最高の時間でした。

グランドフロアから入った時の「わー」と驚く神秘的な雰囲気は、是非ともみなさんにも味わってほしいと思う特別な空間。

タイ料理も美味しかったし、ホテルで味わうにはリーズナブルな価格だったので、観光客にもオススメしたいレストランです。

The Pavilionの詳細

営業時間12:00-14:30 / 17:00-22:00
TEL02 200 9000
住所G Floor Dusit Thani Bangkok 98 Rama IV Rd, Si Lom, Bang Rak, Bangkok 10500
行き方BTSチットロム駅から徒歩2分(スカイウォーク直結)
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