LE DU KAANとは
アジアベスト５０レストランという有名なアワードで２０２３年に１位を獲得した「ル・ドゥ（LE DU）」
若き天才と呼ばれるこちらのシェフ Ton 氏が切り盛りする新しい店舗が満を持してオープンしました。そのお店が今回ご紹介する
【 LE DU KAAN （ฤดูกาล）】
タイ語でฤดู（ルドゥー）は季節、กาล（ガーン）は時間という意味です。
ルドゥ・ガーンはコースでなく、アラカルト料理で楽しめるのが売りとなっており、２０２４年９月１８日にオープンしたばかりだそうで、まだ真新しいお店です。
抜群のロケーション、絶景を味わえるとしても最高なスポットなので、その辺りも合わせてご紹介していきます。
行き方
BTSチョンノンシー駅２,５番出口に進み、
真っ直ぐ進みます。このルートは雨に濡れないルートです。
すると、ドラマや映画等でも有名な撮影スポットのチョンノンシースカイウォークの橋が見えてきます。
この橋を右斜前の方進むと
EM SPACEの入口に辿り着くので、
建物の1番奥にある専用エレベーターで５６階へ向かいます。
室内レストランエリア
抜群のロケーションと、５６階というバンコクきってのハイフロアにオープンしたレストラン＆バー。
エレベーターホールから漂うゴージャスさは、秀逸しています。
左右にレストランがありますが、左手側がルドゥ・ガーンです。
入口までも煌びやかで、ワクワクと胸が高鳴ります。
17:30頃の陽が落ちはじめるのでその頃を狙って来ましたが、まさにゴールデンタイム！！
広々としたテーブルと席数は圧巻。
ゾーンに分かれており、レストランの丁度真ん中あたりはバーエリアとなっています。
ルドゥもワインの種類が豊富だったイメージですが、ここでも同じように数多くのワインボトルが並んでいます。
ワインセラーの横にはエイジング用？の冷蔵庫に立派なタイ和牛がずらりと並んでいます。
さすがはミシュランの星を獲得しているシェフのお店として、タイらしい食材がディスプレイで飾ってあるのもカッコ良いですね。
奥のフロアはよりシックな雰囲気で、キッチンがチラッと見えるあたりもとても楽しめるポイント。
全面にバンコクを一望できるこのビューは、圧巻の一言。
バースデーや記念日を過ごすカップルが多かった印象です。全体的にやはり肌寒い印象だったので、上着や羽織があった方が良いです。
屋外バーエリア
レストランを利用しても、忘れずに外のバーエリアへも出て頂きたいのですが、喫煙者には嬉しい喫煙スポット用のテーブルが置いてあります。
木金土の［17:00-25:00 (ご飯のみ？L.O.22:30) ］はDJがいて、音楽と共にお酒を楽しむことが出来ます。
目の前には世界屈指の高さを誇るハマナコーンスカイウォークがそびえたっています。
沢山のテーブルもあったり、簡単に乗り越えれてしまいそうなガラス張りの壁もタイらしいさ全開です。
ルドゥ・ガーンは建物の半分ぶんの敷地ですが、体感180度以上のロケーションを楽しむことが出来ます。
端の方には野外で調理する系のBBQキッチンがあったりするところも見所です。
バンコクで欠かせないチャオプラヤー川も一望！
センターに位置する特等席は2席！
こここそ、必ず予約して、メインで楽しんでほしい最高の座席です。目の前の池に反射する景色も相まって、より最高の演習に仕上げてくれます。
まだオープンしていない１つ上のNOBUのルーフトップエリアから見渡した景色も最高！
今までもタイ国内で数々のルーフトップバーに行ってきましたが、上位に君臨する間違いない絶景です。
シグニチャーカクテル
お料理はミシュランという、最高峰の味を楽しめる保証がされている一方、お酒にも力を入れているそうでシグニチャーカクテルだけでも豊富です。
珍しいものばかりで色々気になるメニューはあったものの、イチオシだというRIM THALE （ลินทะเล／海辺）という、プロセコベースの甘くないカクテルにしてみました。
グラスの側面に付いているものはカオコーという、ラープなどにも入っているご飯を炒ったもので、一緒に飲むと不思議な感覚。
プロセコの香りと、ふわっと香る塩味と、爽やかさが飲みやすいカクテルですが、目を閉じたら海が浮かぶような名前に忠実なお味でとても気に入りました！美味しい！
ルドゥ・ガーンは100％タイの食材を使用する事を心がけており、バーで使用されるお酒（割れるもの？)もほとんどがタイのものだそうなので、酒好きの方は要チェックしてみてください。
全体で２００人ほどを収容できるそうですが、これからの乾季には多くのお客様で賑わう事間違いないと思うので、テーブル等は要予約で行ってください！
お食事メニュー
あのルドゥの味が、アラカルトで楽しめるということで、非常に行きやすくなったレストラン。
ローカルとは異なった、非常に繊細な味付けのソムタムで、太く薄く切られたパパイヤとソフトシェルが異なる歯応えをしていて、スターターにぴったりのメニュー。
アンダマン海で獲れたぷりぷりのイカが一尾盛られた、見た目も華やかなサラダ。プリッと歯応えあってまろやかな甘みのあるイカと、優しく香るパクチーが癖になる味わい。イカは大好きなんだけど、、パクチー苦手な私も、ぺろりと食べれてしまったことには驚きです！笑
ジンジャーと胡椒の香りが強く香る鳥だしベースのクリアなスープ。生姜の香りが非常に強く、元気が出そうな味で大好き！
ラビオリにはタイっぽいスパイスが凝縮された味付けのお茄子がたっぷり詰まっており、さすがミシュランな感じの一品。
スープだけど、ボリューム多めなのでお腹に溜まります。
センミーという細い米粉麺に、カオソーイ（北タイ名物）とレッドカレー？を混ぜたような、華やかなスパイス香る炒めヌードル。
炒めてあるため、少し焼きそば感もありながら、タイらしさを全面に感じれるスパイシーでコクのあるカレーっぽいお味ですが、なかなかの辛さなので、苦手な方は気をつけてオーダーしてください。
辛党には是非試してほしいメニューです。
一見値は張りますが、新鮮な蟹もふんだんに入ってるので、この価格はコスパ良いと思います。なんてったってベースがミシュランですから！
これが、一番度肝抜かれたメニューです！！
タイ和牛として育った但馬牛は、びっくりするほどの旨味と柔らかさがあり、今までのタイ和牛の常識を覆す美味しさ！
一人一皿行けちゃいそうなほどお気に入りです。ソースがタイ風味なのも決めてで、次も絶対頼むメニュー！！
これは正直、唯一魚の卵の香りが苦手だったメニュー。これぞミシュランなのかと思う納得のソースは賛否分かれそうなメニューでした。
お魚自体は骨もしっかり取り除かれ、食べやすく身も柔らかかったです。
タイに根付く暑い時期に、スイカに魚粉をかけてたべるというオールドタイ文化があるのですが、そのメニューを彷彿させてくれる、不思議なスイーツ。
スイーツっぽくない味わいで、トマト系の酸味だったり、魚の香りがするのも非常に面白く楽しい味わい。まるでサラダ感覚です。
↑↓この二つはデザート欄にあったのに、甘くないスイーツアイス。
これもあまり甘くないスイーツ。バナナの香りと、ココナッツの甘さ、少し塩気があるのがタイっぽさ溢れるテイスト。
一口で食べれると紹介された２種のアイス
エシャロット？玉ねぎ？（右）が独特で、ジャリっとした食感と、しょっぱ甘い味が新しい感覚！
もう一（左）の、少しだけ甘味があり、カスタードプリンに似てるフワフワのクリームのような感覚。どちらかと言ったら私はこっちのが好きかも。
アイスというより、濃厚な生クリームっぽいアイスで冷たくなく、どちらも下にローストココナッツが入っていてザクザクと美味しい歯応え。できることなら一口で下まで合わせて食べたいところ。
まとめ
今タイで行くべきスポットの１つ、ルドゥ・ガーンですが、圧巻の店内の作り込み、６５階からの絶景、素晴らしいお料理の数々、手に出しやすい価格など、総合的に素晴らしいレストラン＆バーです。
アラカルトでミシュランのお料理が楽しめるのもなかなか無い贅沢さ。
バーエリアにいたっても、素晴らしいロケーションで今後友達が遊びに来たら絶対連れて行きたいと思えるくらい素敵なお店でした。
オープンしたての今、空いてるうちに足を運んでみてください。
LE DU KAANの詳細
| 営業時間 | １７:００-２５:００ |
|---|---|
| TEL | 02 407 1654 |
| 住所 | 56th Floor, The Empire, No.1, S Sathon Rd, Yan Nawa, Sathon, Bangkok 10120 |
| 行き方 | BTSチョンノンシー駅からスカイウォーク直結（徒歩５分） |
| SNS | HP / Instagram / FB |
| 地図 | Google Mapで開く |
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