チバソム・ホアヒン
今年で29年の歴史を持つ、世界屈指の高級ウェルネスリゾート「チバソム」。ホアヒンという場所はバンコクから車で3時間の距離にある、タイの王室御用達の避暑地。高級リゾートもいくつも並ぶ海沿いのリゾート地です。このチバソムはタイ人オーナーの元、経営されているホテルとなっていますが、現在ではカタールにも施設があるそうです。
送迎
バンコクからホアヒンまでは車で3時間ほど。ホアヒンにも空港はあるらしいのですが、車で行くのがノーマルな行き方。通常はバンコク・スワンナプーム空港からチバソム・ホアヒンまでの(有料)送迎があるそうですが、今回は自宅までお迎えに来てもらいました。それがこちら、
黒塗りおベンツ様。しかも最新モデル!車内にはお水をはじめ、おしぼりとクッキーやナッツ類が置いてあり、自由に食べていいとのこと。
ここから3時間の長旅、お手洗いに行きたい時は気にせずにドライバーさんに休憩したいと告げて良いそうです。車内には泊まる週毎のプログラムと、事前に記入必須のアンケート用紙が入っていたのですが、
アンケート用紙は宿泊が決まった段階でPDFでもらっていたので回答済みでした。週間プログラムでは各自のプログラムの空き時間にいくつでも、何時でも参加できるのですが、これは後ほどご紹介します。
全面的リトリート施設
道が空いていたので2時間30分で目的のチバソム・ホアヒンに着きました。
雨季である現在ですが(宿泊は5月中旬)、運良く滞在中は雨もほぼ無くお天気に恵まれました。チバソム・ホアヒンの目の前にある海も、穏やかで多くの観光客を目にすることができました。
ロビー
半屋外にあるオープンスペースがフロントとなっており、こちらでチェックイン&チェックアウトをします。
受付を済ませると、少し敷地を進んだロビーにて手続きが終わるのを待つのですが、開放感抜群!
このエリアまでは電子機器の使用が許されているのですが、目の前に見える先のエリアでは電子機器の使用は不可。強制的なデジタルデトックス、リトリートがはじまります。緑いっぱいの施設に、これから体験出来るアクティビティの数々にも心が躍ります。
まずはウェルカムドリンクのレモングラスティーと、タイの儀式などに用いられる花飾りプアンマーライが癒しをくれます。
オーシャンビューのオーシャンルーム、ガーデン側のタイ・パビリオン、スイートルームの全54室に加え、各様々なアクティビティを体験出来るスパ施設やヨガ施設、ジムなどがあり、広々と優雅な作りとなっています。
施設内では、こちらのカートを呼んでどこへでも案内もしてくれます。ガンの療養施設にもなっているこちらの施設には世界から老若男女の宿泊客が訪れます。体が悪い方にも快適に使えるのはもちろん、せっかくのリトリートで健康のために広い施設内を歩き回るのにも良い機会だと思います。
Thai Pavilion Room
丁度、全てのリノベが終わったばかりだという時期にコロナがやってきた2019年。秘境のであるこの地も、しばらくの間は閉ざされた空間だったようですが、そのため現在4年以上たった今でも新しい状態が保たれたままの美しい建物達が目に付きます。2タイプあるお部屋の作りの宿泊施設、今回私たちが宿泊したのはタイ・パビリオン・ルームという、戸建てタイプのお部屋。
海外ではとても珍しい玄関がある仕様。
ファシリティなどもとても充実しており、
お部屋に備え付けされているものはフリーで飲み食べすることが可能。オーガニック製品の茶葉はお湯をいれ、専用ボトルでホテル施設内を持ち歩くことも可能ですよとスタッフの方におすすめしていただきました。
冷蔵庫に入っているOTOPやDoi Khamの製品も食べ放題という驚き。
無くなれば、翌日のルームサービスの際に補充してもらえるという手厚いサービスもあります。
まずはウォークインクローゼット。2人で泊まるには十分な広さで、1人ひとりが惜しまなく使えるスペースがあります。
ハンガーの数も通常のホテルよりたくさん。棚の数も使いきれないほど。
ホテルを歩きまわる際にはこちらのガウンを来て過ごすのでも良いとのことで、割とこのガウンでスパルームに行き来されてる人も多く目につきました。
寝る時はホテル専用のパジャマで過ごしましたが、こちらを施設内で来ている方にも出会ったりしました。
宿泊プランによってはランドリーサービスもあって、私たちのプランには日に4着フリーサービスがついていました。
毎朝10時前に回収ということで、2日目に試しに出してみたところ、色々なプログラムを終えて戻ってきたらピシッとアイロン掛けされた綺麗な状態で返ってきていました。
ちなみにホテル内で電子機器を持ち運ぶ際などに使うカバンはこちらの専用のおカバンを使っていました。
ベッドルームは天井がすごく高く、キングサイズのベッドが小さく感じるほど。
バスルームもとにかく広々としており、長期滞在する方にも快適に過ごしてもらうために、まるで本物の家かのような作り。
洗面台も2つあるので、2人同時に使っても全くのストレスです。快眠出来るように、ポーチの中にはピローアイテムが一式揃っていました。
バスアイテムも充実していて、大好きなヘチマのボディータオルに喜びを感じつつ、
歯磨きタブレットを使ってみようとワクワクしていました。寝る前に使ってみたところ、この歯磨き粉タブレットは粉っぽさが少なく泡もしっかり立つタイプで、使い心地良かったです。
バスタブも付いていて、背の高い人でも十分足を伸ばせる大きさ。
ボディーソープは1種類ですが、シャンプー・コンディションナーは体質によって希望の種類が選べ、事前アンケートで私は至る所に備え付けされていたの混合肌タイプのものを選択しました。
これらのアメニティ類は全てオーガニックでホテルで専用で作られているコスメとなっています。
シャワールームは別にあり、
シャワーヘッドは凄く不思議な作り。
真ん中が空洞ですが、普通のシャワーと同じようにお湯の出る構造。スタイリッシュで私的にはとても良かったです。シャワールームの横にある扉からはバルコニーに行け、
涼むことが可能。
虫除けの網戸もしっかりついているので、リゾート施設で緑が生い茂っている中でもゆっくりのんびりと過ごすことが出来、至福の時間でした。
ディナーを終え、ターンライトされたお部屋に帰ると毎日ベッドの上にギフトが置いてありました。
Ocean View Room
今回、団体旅行ナビさんの取材で宿泊させて頂いたので、もう一つのオーシャン・ビュー・ルームも見学させてもらいました。
こちらのお部屋は玄関らしい玄関はなく、まず入り口横には簡易的なキッチンルームと、冷蔵庫などに入っているファシリティなどは先ほどと同様でした。
リビングルームは何人で使えるのかなというくらい椅子やソファーがたくさん揃っていて、
とても大きなテレビもあります。寝室はシンプルですが、
この横にはやっぱり広々としたバスルームがありました。
どこを切り取ってもリノベーションされているので、綺麗なお部屋です。このお部屋にもコンパクトながらウォークインタイプの両サイドにドレッサーがあり、仕切れる仕様だったのでお部屋感がより一層強まり、長期ステイにぴったりな感じ。
こちらのお部屋の醍醐味はこの美しいオーシャンビューが見れること。
大きく縦長のバルコニーは朝日から夕日まで、美しい海を一日中見れることができる最大の幸せだと思います。この時ばかりは時間を忘れてぼーっと景色を楽しみたいですね。
オーシャンサイドホテル
目の前が海という絶景にあるチバソム・ホアヒン。
ホテルの敷地と砂浜の間にはセキュリティーの方が四六時中見張をしてくれているので、完全なるプライベート空間を維持できています。宿泊者以外の入場を一切禁止しているので、謎めいた空間に一層拍車をかけていると言えるでしょう。宿泊しなければ味わえない、楽園です。
ホテルからのお土産
お部屋にあった様々なファシリティ。この中でもお持ち帰りすることが出来るというのがこちら。
- ノート
- タンブラー
- ポーチ(ピロー類入り)
写真にはありませんが、施設で持ち歩いていたカバンも。チバソムのロゴ入りグッズがお持ち帰りできるというので、有り難くお持ち帰りさせていただきました。
プレゼントではないのですが、帰りの車には快適に過ごすためのブランケットとネックピローがあり、3時間の長期ドライブを快適に過ごすことができました。
チバソム・ホアヒンの関連記事
1つではまとめきれないくらいのボリュームがあるホテルなので、いくつかの記事でまとめております。他の記事も併せて読んでみてください。
お食事に関しての記事はこちらから
ウェルネスに関して、3泊4日のモデルプランはこちらから
まとめ
超高級リゾートとして認識していたチバソム・ホワヒン。今回宿泊する前に事前予習していたのですが、その知識を遥かに上回る素晴らしい体験をたくさん味わうことが出来ます。まずは謎めいたウェルネスリゾートのお部屋紹介をしてみましたがいかがでしたか。次の記事ではより一層施設内を深掘りしていきます。お楽しみに。
Chiva-Som Hua Hinの詳細
営業時間 | CHECK IN 15:00 / CHECK OUT 12:00 |
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TEL | +66 (0) 3253 6536 |
住所 | 73/4-6 Soi Moo Baan Nong Kae Phet Kasem Road Nong Kae Hua Hin, Prachuap Khiri Khan, Thailand 77110 |
行き方 | バンコクから車で3時間 |
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