ヴァローナチョコレートとは
フランス生まれの高級チョコレートブランドで、世界中の一流パティシエやショコラティエたちから信頼されている、チョコレート界の王様。
バレンタインのお菓子作りに励んでいた際に知ったヴァローナチョコレートの存在。聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
カカオ豆からこだわり、自社でカカオ農園を持ち、栽培から製造まで一貫して品質を管理しているそうで、風味の深さ・香りの豊かさ・口どけのなめらかさが段違いと言われています。
そんなヴァローナチョコレートの「C3コンペティション」21歳以上のプロの料理人やパティシエを対象とした国際的な製菓大会で2018年に優勝したのがこちらの日本人パティシエの青木裕介氏

まさかの、タイ・バンコクで青木氏の作品をいただけるチャンスがあるなんて、素晴らしい機会です♡
セット&ビュッフェ
前回から大幅にイメージチェンジしたサイアムケンピンスキーのアフタヌーンティー。


通常では毎日楽しめる「Signature Afternoon Tea」。こちらは2名用が1セットTHB 2,490(税・サ別)となっています。

厳選されたコーヒーまたは紅茶を選ぶことができ、会場は1897 Loungeとなります。

もう一方の「Buffet Afternoon Tea」は、その名の通りビュッフェスタイルでの提供。1人THB 1,850(税・サ別) となり、6歳まで無料、6~12歳まで半額です。

こちらも同様に、コーヒーまたは紅茶が選べ、4・5月の土曜日のみの限定開催です。
会場はここ、Niche TeaLounge(モーニング会場と同じ)

どちらも13:00~17:00の開催となります。



セットメニューのご紹介
この日はお披露目日ともあり、贅沢にも青木氏直々にメニューの説明をしてくださいました。

まずはセットからご紹介


上段からスイーツ







セイボリー





スコーン


さらにトロリーもやってきます。


ここ最近のバンコクのアフタヌーンティーの流行りはトロリースタイルのような気がします。
ビュッフェメニュー
毎週土曜日のみいただけるこちらのビュッフェですが、このメニューが食べ放題で良いのですか?というくらい、素晴らしく豪華なメニュー。




セットメニューと重複していますが、実は良く見るとビュッフェの時にしか食べれないセイボリーのメニューが4種あります。







さらに、サイアムケンピンスキーでエグゼクティブパティシエを務めるフランク・イステル氏のオリジナルの絶品アイスクリームをいただくこともできます♡

こちらのアイスも、シーズンでフレーバーが異なり、今期のメニューはこちら
- Valrhona Chocolate Ice Cream
- Yuzu Sorbet Ice Cream
- Matcha Ice Cream
- Madagascar Vanilla Ice Cream
- Peach Sorbet Ice Cream
- Apricot Sorbet Ice Cream
シェフのイチオシなのが柚子ソルベですが、こちらは絶対食べてみて欲しい逸品。柚子の香りが豊かで、くちいっぱいに広がる贅沢さは唯一無二の味。また、フランス出身ともあり、ヴァローナチョコレートの使い方がお上手なので、チョコレートアイスクリームも是非おすすめしたいところ。

贅沢なデモンストレーション
もう過ぎてしまったのですが、こちらのメニューがリリースされて直ぐの頃、青木氏によるチョコレートムースのデモンストレーションが開催されていました。

日頃から世界を飛び回り活躍しているシェフですが、普段はパティシエさん向けに講義をしているそうで、一般向けのデモンストレーションはドキドキと。
この近距離で世界一になった腕を持つテクニックを惜しみなく披露してくださりましたが、見惚れるほどスムーズな手つき。


私たちにもできそう?と思えるほどいとも簡単にムースを仕上げていました。

この日は燻製の香り漬けをしたヴァローナチョコレートと、濃厚なバナナクリーム、そこに出来立てのヴァローナチョコレートムースを添えて、提供してくださいました。これが濃厚な味わいながら、さっと口の中に溶けていく食感が繊細で、軽く贅沢の極み。

こんな体験をさせてもらえて、本当に至福の時間でした。
まとめ
どんどん進化するサイアムケンピンスキーのアフタヌーンティーメニュー。初めて食べた時のフランク・イステル氏の作品も硬派でぶれていないフランス菓子の味は今でも忘れられないのですが、今回もお気に入りのメニューが多数出現!カヌレ、シューみたいな見た目のプティ・トロペジエンヌ・ア・ラ・バニーユ・エ・マングー(名前難しい!)、ブラックトリュフマカロンが特にお気に入り♡そして、青木氏によるおすすめのほうじ茶のケーキやお抹茶のケーキも、繊細そのもの。こんなレベルの高いメニューをアフタヌーンティーでいただけるのは、本当に贅沢の極みだと思います。
是非とも、この素敵な機会にお試しください。
SIAM KEMPINSKI HOTELの詳細
営業時間 | 13:00-17:00 |
---|---|
TEL | +66 (0)2162 9000 |
住所 | 991, 9 Rama I Rd, Pathum Wan, Bangkok 10330 |
行き方 | BTSサイアム駅から徒歩3分 |
SNS | HP / Instagram / FB |
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