チェンマイとは
言わずと知れたタイ北部の観光地チェンマイ。1年を通して蒸し暑い気候のタイですが、チェンマイを含む北部は11月から2月の乾季の時期にとても涼しく過ごしやすい地域となることで知られており、タイ人も好む避暑地的要素もある観光地です。チェンマイといえば、タイ北部料理のカオソーイ(タイ風カレーラーメン)、サイウア(チェンマイソーセージ)、ナムプリック(タイ風辛味噌)などもとても有名で、美食家たちもその魅力に引き寄せられ、世界各国から旅行に来る方が大勢いるほどです。余談ですが、直近で行われた世界のベストスープ50選でカオソーイが1位に輝きました!
ずば抜けた可愛さのブティックホテル
以前チェンマイに観光で訪れた際、ここの前を通って度肝を抜かれたデザインのホテルがありました。それが今回紹介したい「99 The Heritage Hotel」というコロニアル調のブティックホテルです。
外観を見てビビッと来るものがあり、すかさずGoogleマップにピン打ちしたことを機に次のチェンマイでは必ずここに泊まろう!と決めていたホテルです。
こちらは2016年に出来た個人経営のホテルで、現在ではチェンマイにもう1つ姉妹ホテルとなる「T Heritage Hotel」があります。それでは早速、99 The Heritage Hotelの全貌をご紹介していきます。
白黒ベースのコロニアル調デザイン
入り口は正門と裏門の2つ。こちらはチェンマイでも有名なお寺ワットプラシン側に位置する正門となります。
こちらの正門は24時間空いているわけではなく、私達が宿泊した時には21時で閉まってしまうシステムだったので、裏門にあたる出入り口も利用しました。正門から1歩ホテルの敷地へ入ると、そこはもうチェンマイらしさ全開の可愛らしいブティックホテルです。
この上にある白いちょうちんのような飾りは、毎年秋にあるチェンマイのコムローイというお祭りのランタンを意識した飾り付けとなっています。
奥へ進むと白で統一されたお花のゲートもあったりして、上品なガーリーさが一気に増す印象です。
ですが、左右を見ると緑が美しく整えられた造りのお庭となっていて、とても過ごしやすそうな印象へとなりました。
チェックイン
リゾートでは良くある室内ではないタイプのオープンエアーのフロントスタイル。ここ99ザヘリテージホテルもオープンエアーで開放感のあるデザインとなっています。
チェックインをする間は目の前のロビーでウェルカムドリンクを頂けるのですが、空間がとんでもなく素敵!!
ウェルカムドリンクもタイの数々のホテルに宿泊してきた私が圧倒的1番と言える、まるでルーフトップバーで頂くモクテル並みの豪華さです。
ここでは宿泊者の方にいつでもくつろいでもらえるようにというホテルのサービスで、TWININGSのティーパックとスナックやお菓子、お水や冷たいおしぼりまでもが無制限で使えるセルフサービスとなっているという豪華さっぷり♡すでにここだけの空間で何時間でも過ごせそうです。
プール
タイと言えば南国。ホテルに宿泊したらの楽むべきポイントにプールも入れたい所ですが、それは南部のリゾート地でのお話。チェンマイにおいてはプールはあってもなくても良いくらい、別に楽しむべきことが充実しております。ですが、プールもしっかりと備わっており、フロントロビーの真横に子供と一緒に来たら十分に楽しめそうな広さのプールもあります。
そういえば、ジムはなかったような?見かけなかったです。
お部屋紹介
ここ99ザヘリテージホテルの売りの1つはお部屋から眺めることのできるチェンマイでも有名なワットプラシンを眺めながら過ごすことのできるお部屋。私達が宿泊したのは混み合う年末を避けた2月末のことだったのですが、コロナも収まる中の旅行繁忙期だったこともあり予想外にお部屋が空いて居なかったため、今回はヘリテージデラックスルームへ宿泊しました。
素敵な廊下を通り、
2階へ上がるとこちらも広々と贅沢な解放感にあふれる渡り廊下です。
この左右どちらかの側でワットプラシンが見えるか見えないかが決まってくるようです。
ヘリテージデラックスルームはキングベッド1台かシングルベッド2台のお部屋から選ぶ事ができます。今回はキングベッドのお部屋を選択
お部屋の中も白黒メインのコロニアル調で統一されたかわいさ。
アメニティに至っても独自で作ったオリジナル商品が置いてあるこだわりっぷり、
4つ星ホテルですが、バスローブもしっかり備わっております。
バスルームもとても可愛い世界観♡
シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、ボディークリームが備わっていますが、こちらも全て良い香り〜。さすがブティックホテルです。
4つ星とは思えぬアメニティの充実具合で、大満足でした!
本当に何から何まで洗練されたかわいさ満点のデザイン
こちら側はプールが一望できるタイプのお部屋ですが、バルコニーも付いているので、優雅にティータイムをしたり、お仕事したり、子供連れだとしても安心してプールで遊ばせていれたりと色々な用途で使えそうなイメージが湧きました。
タイプな作り過ぎて、妄想が膨らむ膨らむ…♡
ちなみに裏口から入ってくるとこちらの道を通ってホテル内に入ることが出来ます。
夜景が最高なお部屋
今回宿泊出来なかったワットプラシンが一望出来る側のお部屋をチェックイン前に少し見せて頂きました。
「ヘリテージバルコニー」
こちらはキングサイズのベッドのみが選べるお部屋です。
室内は広々としていて、私達の宿泊したデラックスルームとはまた違った造り
バスルームも広めで、それに伴いバスタブも広々としていますが、こちらはバスタブの中で身体を洗うタイプなので、使い勝手が良さそうなのはデラックスルームなのかなぁ。ですが、ビジネスデスクがあるのでこちらでゆっくりと仕事や作業をすることも可能です。
ちなみにこの向かいにワットプラシンがあるので、気が良い感じがします。ホテルの方曰く、こちら側は日没のサンセットがワットプラシンの背後から美しく見えるそうで、ロマンティックなムードで最高なんですよと教えてくださいました。
無料レンタルサイクル
チェンマイの市街は地図上で見ると四角のようなエリアで囲まれたようなつくりをしており、そこを中心にホテルや飲食店が充実しています。
タイの移動交通手段として手っ取り早いコスパの良いものはタクシーですが、チェンマイ市街にはタクシーがほとんど無くソンテウという乗り物で移動することがほとんどなのですが、ソンテウ料金は基本一律。(市街周辺で乗るに限り)そこまで遠くないけど歩くにはちょっとな、、という距離感で行きたいお店が続いていることが多いので、便利な移動手段として自転車を利用する人も大多数います。近くにレンタルサイクル屋さんがあればそれはラッキーですが、営業時間が早く閉まってしまうお店が多いのもチェンマイの特徴。ここ99 The Heritage Hotelでは無料でレンタル自転車を借りることが出来ます。
レトロな雰囲気で可愛らしい自転車。4台もの自転車があるので、空いているものがあれば先着順で借りることが可能となっています。(私が宿泊した時は2台は修理中でしたので、その都度ご確認ください)
これに乗って近くの人気カフェや大好きなチキンのお店にピューンと遊びに行ってきました。暗くなると事故も増えて危ないので、朝から夕方までの利用がオススメです。
優雅なモーニングセット
ホテルといえばモーニングビュッフェも醍醐味だと思いますが、こちらではセットメニューでの提供。ど定番のモーニングメニューから、タイらしいメニューまで幅広めなラインナップです。
頼んだのは
- ヘリテージパンケーキ
- アメリカンブレックファスト
実際に来たものがこちら
まるでカフェですか?と言わんばかりの豪華で美味しそうなビジュアル。テンション上がらないわけはないですよね?
タイらしいメニューを頼めばまた雰囲気は違ったのかもしれませんが、ホテルとマッチした素晴らしい雰囲気に心持っていかれました。朝ごはんの美味しいお店が多いチェンマイ、胃袋が足りません。ちなみにパンやドリンクはおかわり自由でした。
まとめ
チェンマイに来た時に一目惚れし、ずっと泊まることを夢見ていた99 The Heritage Hotel。想像以上にまとまったコロニアル調で洗練された可愛さと、品の良さは4つ星ランクとは思えぬ心地よさです。日本人の私たちにはありがたいバスタブ付きだったり、個人オーナーさん経営だからこその拘り抜いたホスピタリティを全面に感じることが出来、必ずまた泊まりたいと思えるお気に入りホテルとなりました。立地も最高!それでいてリーズナブルな価格。チェンマイ女子旅だとしたら1番にオススメしたいホテルです。
99 The Heritage Hotelの詳細
営業時間 | Check In 15:00 / Check Out 12:00 |
---|---|
TEL | +66 53 326 287 |
住所 | Sriphum, 2 Singharat Rd, Tambon Si Phum, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200 タイ |
行き方 | チェンマイ空港から車で10分 |
言語 | タイ語 / 英語 |
SNS | HP / Instagram / FB |
info@99theheritage.com | |
地図 | Google Mapで開く |
コメント